2019年7月6日土曜日

第14回 指導力をアップするヒントが満載

第14回も無事終了しました。
講師の先生方、ご参加の皆さま、
ありがとうございました!


(写真と報告が大変遅くなって
申し訳ございません・・・m--m)



1.株式会社SRJ 堀川直人社長
「英語教室で取り組む速読」



速読の訓練の方法なども含めて
たっぷりお話しいただきました。
どんなことをするのか実際に見ることも
できて参考になった方も多いのでは。















実際に導入されている岩田先生が、
ご自身のお教室を写真を見せながら
ご報告くださったのも貴重でした。



2.有子山(うじやま)博美先生
「すきま時間で英語力アップ!Netflix&Twitter活用法」



英語の先生も英語学習を続けなくては
いけないわけで、大人向け英語学習教材を
作ってきた有子山先生のお話しはうなるところ
がたくさんありました。

実践されてきた方法の紹介に、「おぉ~」という
会場の感嘆の声が幾度もあがりましたね。


3.小田節子先生
「台湾の小学校英語授業&読み聞かせ」    














台湾の小学校英語の話にへー!
日本と台湾を比較しながらのお話しは
興味深いものでした。
実際にご覧になられたからこその情報には
価値がありますね。

後半はエプロンシアターで読み聞かせを
実演してくださいました。
みなさん聞き入っていましたね。
 

4.橋本昭子先生
「Qちゃんゲーム 疑問詞で楽しく遊ぼう」



疑問詞は英検5級でも肝になりますね。
会場のみなさんも興味津津でした。
橋本先生と美園真奈美先生が
疑問詞を定着させるためのカードゲームを考案。
その楽しいゲームをみんなで体験しました。


5. 笹生(さそう)路子先生
「絵本紹介 Where's Bear?」














うさぎとクマの絵本Where's Bear?の魅力を
お伝えくださいました。

数字や前置詞の表現を含んだかわいらしい
かくれんぼののやりとりが会場をほっこりと
させてくれました。


6.立林洋子先生
「受動態と現在完了をおぼえるチャンツ」    



チコちゃんのキャラクターを生かした
チャンツで会場は大盛り上がり。
こんなふうに文法を学べたらわくわく感
いっぱいのレッスンになりますね。

立林先生のキュートな魅力全開の楽しい
時間でした。


7.黒須芳美先生、猪俣朝子先生、田崎美和子先生
「『この文字こう出すカード』の紹介」



開発者の真摯な想い、
文字面と発音面を持つカードの特徴を
分かりやすく伝えてくださいました。

パッと一目見て発音の仕方が分かる工夫があり、
一人でも発音練習ができるのが魅力の一つですね。
チームワークのよさが光るプレゼンでした。


8.三牧奈保美先生
「小学校英語活動ミニゲーム」



一度にたくさんの生徒と一緒に学ぶ小学校の
教室では、どうやって全員をレッスンに引き込むか
が講師の腕の見せどころ。

多人数の生徒を相手に、集中力をキープさせながら
たくさんの発話を引き出す工夫が盛り込まれた
デモレッスンは指導現場ですぐに役立つものでした。
 

9.金坂由紀(たてりん)先生
「小学生からのやさしい英語ニュース」

レッスンでの活用方法やパワーアップしたプリント
の内容、お子さんたちの反応をご紹介くださいました。

タイムリーなニュースを子供向けにコンパクトに
まとめる技はもちろん、教材としてまとめて
発行し続けるのはすばらしいことですね。



***



オープニングトークで話しきれなかったことを
最後に書かせていただきます。


この春、築25年になる家の教室部分を含めた
2階をリフォームしました。習い事(先生立場
だと教室経営)とリフォームは似ているところが
あるなぁと思った、という話です。


結論から行きましょう。

満足⇔不満足、成功⇔失敗の明暗を分けるのは・・・


◎誰とチームを組むか

◎どういうマインドでかかわるか


ではないか、ということです。

リフォームと同じくらい高額なものを買うとき、
例えば高級車!---どの車がいいかはもちろん
比較検討するかと思いますが、この車!と
決まったら、誰から買うかで商品的な差は
生じませんよね。
サービスや値段の多少差はあったとしても。。。

家を建てるとかリフォームする、
どの会社の誰に頼むか、で結果がまったく違います。
「プロなんだから、ちゃんとやってね、
お金出したんだし・・・」
のお任せスタイルで希望どおりになったら奇跡。

ゼロから作るプロジェクトなのです。
営業と設計と現場監督と大工さんたちと
電気屋さんと水道屋さんとクロス屋とペンキ屋さん
・・・と施主(依頼主)の!

自分がチームから抜けて「あとはよしなに・・・」な
状態で、自分の気に入る家にするのは大変です。
かといって、あーだこーだと素人意見を言い過ぎて、
現場の士気を下げたり、混乱させるのもよろしくない。

プロジェクトチームの一員とわきまえて、
検索したり、ショール―ムに足を運んだりして、
タイミングよく口を出すのがやはり大切じゃないか
と思います。


これ、習い事の先生選びにも言えませんか?

「月謝払いますから、ちゃんと英語ぺらぺら
にしてね、よろしく!」
という認識でいいでしょうか?

家でやりようがないスイミングなどならともかく、
英語でもピアノでも小さいころから習わせるなら、
特にそれが週1程度なら、いっしょにやる、
という認識に変えたほうがたいていいい結果に
なると思います。

上手に質問や確認で口をはさんでくるお母さま、
えらいなぁと思います。
LINEがあっても一切、会話しようとしない
保護者さんより、格段にいいです。


つまり客(親)の立場からいえば

◎まずは相性がいい担当者(先生)を選ぶ

◎プロジェクト成功のために積極的にかかわる


先生立場からいうと、

◎家庭学習の方法などを具体的に示す

◎お子さんの英語力UPプロジェクトを
いっしょにがんばりましょう、と鼓舞する


という感じではないかと思います。
もちろん「そんなにうまくいかないよ~」な方も
いますよね。わかりますよー。

そこは・・・

愛(粘り強さ)と割り切り(ラインをひく)

ですかねぇ。。。

・・・と濁した感が満載で終わります(笑)。



追伸

もし本気でリノベーションを計画されている方は
こちらの本、参考になるかも。
上の話はこの本からヒントを頂きました。
私が読んだのは、工事がもう終わりかけのころ
でしたが。。。(笑)。

★『徹底的に考えてリノベしたらみんなに伝えたくなった50のこと』(ちきりん)
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(文責:藤林)